Google Chart API でブログに数式を表示させる

投稿者: | 2013-02-17

ブログに数式を綺麗に表示させたいと思って見つけたのが、Google Chart APIを利用した方法です。Google Chart APIと、LaTeXの記述法を利用すればGoogleが数式を生成してくれます。

やり方はなかなか簡単で、例えばブラウザでURLに下のようにに入力すると、標準正規分布N(0, 1)の確率密度関数の式を生成してくれます。

http://chart.googleapis.com/chart?chf=bg,s,FFFFFF&cht=tx&chl=f(x)=\frac{1}{\sqrt{2\pi}}%20\exp\!\left(-\frac{x^2}{2}%20\right)

 

http://chart.apis.google.com/chart?

分解してみていきましょう。ここからGoogle Chart APIを利用できます。以降アンパサンド(&)でパラメータをつなげていきます。

chf=bg,s,000000    #背景色を指定

cht=tx    #”TeX形式を指定する”という意味だと思います。

chl=f(x)=\frac{1}{\sqrt{2\pi}}%20\exp\!\left(-\frac{x^2}{2}%20\right)    #chl=以降にTeX形式で数式を入力。

ここで注意点

ひとつ注意しないといけないことがあります。それは”+”のようにURLで特別の意味がある文字はエンコードしてやらないといけないことです。たとえば”+”は%2Bになります。

引用 – Google Chart API 入門 その3 数式 – 金融工学と経済学とプログラミング

ブラウザに入力すると画像を生成されたものが返ってくるので、あとはドラックアンドドロップや、imgタグでブログの記事に貼り付けるだけです。なかなかシンプルでいいですね。

僕もTeXはほとんど使ったことはないですが、検索するとまとまっているサイトが色々出てきます。あとはウィキペディアに載ってる数式もTeX形式で書かれているので、数式画像の上で右クリックしたりしてまるごとコピー出来ます。

なお現在はこの機能はGoogleではあまり推奨されていないようです。

参考
Google Chart Tools — Google Developers

Google Chart API 入門 その1 ライン・チャート – 金融工学と経済学とプログラミング

Google Chart API 入門 その2 その他のチャート – 金融工学と経済学とプログラミング

Google Chart API 入門 その3 数式 – 金融工学と経済学とプログラミング

TeX/LaTeX入門 – 数式 – Wikibooks

追記:2014/05/30
自動生成してくれるサイトを発見。
 Latex Test | Google API

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