ラボ内でサーバ（Windows機）が増えた関係で，そいつをリモートデスクトップ接続で操作しようと思いました．
サーバ機のリモートデスクトップ接続アクセス許可をして，サーバ機のIPアドレスを打ってやれば接続できるわけですが，今のところIPアドレスはDHCPで自動取得なため，毎回IPアドレス変わります．
そこで，サーバのログイン毎に自身のIPアドレスを調べて，僕のメールに送るという処理を作ってみました．
で，僕は以前仕事でWindowsのスクリプトはVBScriptというのを使っていたのですが，調べてみるとPowerShellというのがWindowsの次世代シェルで，スクリプトが書けるらしい．
Windows PowerShellコマンド＆スクリプティング入門：PowerShellスクリプティングの第一歩（後編）
というわけでスクリプトを書く．
$username = “USERNAME”
$password = “PASSWORD”
$smtphost = “SMTPHOST”
$fromaddr = “FROM@MAILADDRESS”
$smtpport = 587
$toaddr = “TO@MAILADDRESS”
$ipconfig = ipconfig$mail = New-Object System.Net.Mail.MailMessage
$mail.from = $fromaddr
$mail.to.Add($toaddr)
$mail.Subject = “MAILSUBJECT”
$mail.Body = “ServerXXがログインされました：” + $ipconfig$sc = New-Object Net.Mail.SmtpClient($smtphost)
$Credentials = new-object System.Net.networkCredential($username, $password)$sc.UseDefaultCredentials = $false;
$sc.EnableSsl = $true
$sc.Credentials=$Credentials
$sc.Port = 587
$sc.Timeout = 10000
$sc.Send($mail)
(参考：PowerShell でメール送信 | NYORO PRESS)
これだけではログイン毎に送信してくれないので，Windowsのスケジューラにこのスクリプトを登録しました．
注意したいのはタスクの作成時に
「プログラム/スクリプト」にPowerShellの実行ファイルのパス
「引数の追加」にスクリプトファイル名
「開始」にスクリプトファイルのパス
と書くところです．
WindowsのタスクスケジューラーでPowerShellのスクリプトを実行する際には「パス」に注意 – ＠IT
以上．
参考：
Windows PowerShellコマンド＆スクリプティング入門：PowerShellスクリプティングの第一歩（後編） (1/5) – ＠IT
PowerShell でメール送信 | NYORO PRESS
PowerShellでメール送信 – Qiita
Tech TIPS：タスクスケジューラの基本的な使い方（Windows 7／8.x／10編） (1/2) – ＠IT
Tech TIPS：WindowsのタスクスケジューラーでPowerShellのスクリプトを実行する際には「パス」に注意 – ＠IT